2013/05/01

車輪の下

ヘッセの「車輪の下」、一冊は20歳くらいの時に買ったのだけれど
これまでも何度かむしょ〜〜に読みたくなって読み返す。
この間までは高橋健二訳(初版が昭和26年!)の方を読んでいたけれど、
今回は集英社が出している井上正蔵の訳の方を買った。こっちはその30年後くらいに訳されたもの。
ちょっと進んでは高橋健二の方を読んで二つを比べる。高橋健二の訳は時代のせいだけれど少しいい回しが難しかったり遠回しに表現しているものが多かったものを、井上正蔵の方はかなり崩している。とはいえ両方好きなのだけれど。
だって絞りたてのリンゴの表現は高橋さんの方が好き。

ヘッセには他にも名作が多々あるだろうけれど、読むのは車輪の下だけ…なぜか。
それは「スタンドバイミー」のリバー・フェニックスを観た時と同じように、
もう他は必要ない!って思えるくらい思い入れの深い作品になったってことかも。
「車輪の下」の木々や川のせせらぎの表現が好き。草花や魚の名前が沢山出てきて自分の小学校時代を思い出す。
それにどこにいてもこの本を開けば澄んだ空気と広い空を想像できる。

そんなこんなでこの間はその他に2冊の文庫本と漫画を1冊買った。
むしゃくしゃしたときは何かを詰め込むに限る。お菓子をつまむのも、物語の続きを想像するのもそう。

先週は会社の飲み会だった。なんだかかなり楽しかった。
外見通りの子!って言われた。外見って、そう、今エノキダケみたいな髪型している。
後ろも刈っているのですっきり。

そんなこんなでzineの#03に向けてパソコンを立ち上げてちまちまと文章を打っている。
そうそう、この間フルーツサンドを作った。二日酔いに効きそう!なったことないけど。
そのことと私のサンドイッチレシピを載せてzineのネタにした。
今日もzineのことを考えている。誰からも頼まれなくても、そんなもの!と言われても多分作り続けるだろう。ネタが困った時はブログの言い回しをコピペするつもりだ。
私も毎度テーマを決めるのはどうだろう?それにしても20ページって案外すんなり埋まるものだ。。何カ所に送ったあと、ちょっと言い回しがきつかったかなぁとかちょっと反省の部分があったりします。

デスクの端に置いて、壁に寄りかからせているでっかいコルクボードがたまにパソコンを開いている私の方に倒れてきて、ちょー怖い。



長綱夫婦のトラベルジンの一つ、イスタンブールを読みます。
沢山の写真と、こと細やかに書かれた現地の空気感やその時に思ったこと、景色、どこかに行かずにはいられなくなるというか、旅してぇ〜という気持ちになる。
おざなりな表現ですみません。

トレース台を使おうと思っていたら、コードが無くなってしまって使えなくなった。

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